MMANAでシュミレーションして見ましょう。
全周1λで作って最適化してみます。
材料によって底辺(この場合は上部の辺)部分をどれくらいにするか決めてみます。
形状によりインピーダンスは変化します。
オプションからLCマッチの定数を見てみます。
上記寸法の場合
最適化ではインピーダンス120Ωになります。
120Ω位だとQマッチで
112.5:50 の変換の方が簡単でしょう。
121.86/112.5=1.08までSWRは落ちるはずです。
代表的な部材です。
釣竿、延長用塩ビパイプ、
クランプ、銅線
身近にある部材でそろえてみましょう。
特に個人差が出るのがエレメントの固定の仕方です。
例)
異径 単管クランプ48.6-38.1
塩ビパイプVP30 内径30mm 外形38mm
内径は釣竿の元口外形が入るもの
剛540は 28mm
塩ビパイプに釣竿ストッパー用のボルトをつけて釣竿を差し込みます。
ストッパー用の穴は、50cm間隔で3箇所あけました 長さによってボルトの位置を変えます。
釣竿は差し込んでいるだけで 特に固定はしていません
このクランプはクリエイトのMC110です、軽量でかなり頑丈ですが新たに入手すると結構なお値段します。
足場用クランプが安くて手に入りやすいのですが少しガタがあるのと重いのが欠点です。
いろいろ方法があるので試して見ましょう。
作り方の項目ではLアングルで作ってみました。
はじめて作ったデルタループはこれです。
21MHz用全周約14.5m
クランプはすべて足場用クランプです。
マストももちろん足場パイプ
マッチング回路無しでSWRは1.5位でした
角度が鋭角なのと先端部分がかなり弓の形をしているのでインピーダンスは80Ω位だと思います。
ヨーロッパ方向に向いてます
CWで結構遊べました。
屋根上 1.5mです。
DXCC100は軽くクリアーできます。
ビームがブロードなのと8の字特性で東西に向けておけばほぼカバーできます。