給電点位置と偏波面 長所と短所

 

一般的に 水平エレメント、各頂点から給電した場合は水平偏波になり、

斜めエレメントに給電した時は垂直偏波になります。

 

水平偏波では 

前後方向に指向性が出てゲインが6dBi程とれます 

打ち上げ角は地上高により変化し 波長が長くなると打ち上げ角は高くなります。

 

 

垂直偏波の場合 指向性は出ませんので水平偏波に比べると3dBiほどケインは落ちますが打ち上げ角が低くなります。

(波長にもよりますが10MHzデルタでは水平偏波より10°低くなります。)

垂直系のアンテナになるのでノイズを拾いやすくなります。 

 

 海外の記事でよく目にするのが 斜辺エレメント 1/4λの位置で給電する記事です。

二つを2で割ったような性能かと思いますが

工作はやや面倒になります。

 

水平エレメントに給電した場合でも斜めエレメントから輻射があるので

多少なりとも垂直成分の恩恵を受けるんじゃないかと思っていますが・・・^^;。