簡単なQマッチセクション

 

同軸ケーブルを使ったインピーダンス変換器です。

100Ωの抵抗で確認してみましょう。


QマッチのQは Quarter のQでつまり 1/4 です。

75オームの伝送線路1/4波長の入力50Ωに対する 出力インピーダンスは 

Zo= 75X75÷50=112.5Ωになります

だいたい100Ωの場合はこのQマッチが使えます。詳しいことは検索して頂くとして。

 


実際の製作です。(21MHz)

75Ωの同軸ケーブル5c-2vを 300/21.1/4X0.67(波長短縮率5C系)≒ 2.381m に切って給電部につなぎます。

ミリ単位まで気にすることはありません。

私は両端にM型コネクターをつけていますので 5c-2vを2.38mに切って両端M型処理をしているだけです。

(FB、FVケーブルの短縮率は0.8~0.81 発泡ポリエチレン系 素材により異なります。)

 

18MHz(5C系)なら・・・

300/18.1/4X0.67=2.7762430939m 2.78m

 

 

LCマッチの例

 

Cは同軸ケーブルを使っています

5C-2V等の75Ω系の静電容量は 1mあたり69PF

50cmで34.5PF

 

5D-2V等の50Ω系の静電容量は 1mあたり100PFになります。

50cmで50PF

耐電圧は AC1000V 1分間となっています。



百均で買った ケース

アルミ線

3C-2V


アルミ線は圧着で両端処理して半田可能にします。

 

3c-2v

85cm 59PF